2003年5月 8日

ナチュラル・ミネラル・ウォーター

国内産のミネラルウォーターは全て濾過、沈殿もしくは加熱殺菌しているってご存知でしたか?それをナチュラル・ミネラル・ウォーターと表示できるのです。濾過、沈殿もしくは加熱殺菌をしなければ販売できないのです。疑問じゃないですか?ナチュラルじゃないじゃん!ってことになりますよね。
ヨーロッパ諸国のナチュラル・ミネラル・ウォーターは濾過、殺菌せずに源泉をそのままビン詰めすることが許されています。逆に源泉からの水に一切の処理をしたらだめなのです。有名銘柄では「ボルビック」「エビアン」などがそうです。これらは日本でも販売を許されています。さて何が言いたいかというと、ヨーロッパのナチュラル・ミネラル・ウォーターは本当にナチュラルであるということで、そのためには源泉から周囲を保護区にして自然環境を守っているとかという徹底ぶりなのです。日本では源泉はどこでもいいし、近くに工場、ゴルフ場など建ててはならないなどという規制はまったくないのです。「源泉はどこでもいいから濾過なり殺菌処理すればいい」のと「源泉を守って自然のままの水を」とどっちがいいですか?
ここで疑問の方も多いと思います。そうです、EU諸国のナチュラル・ミネラル・ウォーターは生水なのですよ。生水と聞くと大腸菌うようよと思いがちですが、EU諸国の安全基準は日本の比ではないくらい大変厳しく「無殺菌で飲めるほど安全」なのです。プラス、自然なナチュラル成分(カルシウム、マグネシウムなど)を安全に摂取できる健康な水なのです。
最後に日本のミネラルウォーターの銘柄で「~の名水」「~のおいしい水」などがありますが、あれは商品名で「~」とは必ずしも源泉を意味していないので注意してください。日本は源泉の表示義務もないのです。

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